中米料理と聞いて多くの人が思い浮かべるのは「タコス」ではないでしょうか。トウモロコシの粉を練って薄く焼いた皮「トルティーヤ」に具を載せたものが「タコス」、その上にソースをかけて焼いたのが「エンチラーダ」。「エンパナーダス」というミートパイに似たものもあります。これらは日本国内のメキシコ料理店で楽しむことができます。最近ではハバネロという世界で一番辛いと言われる唐辛子を使ったスナック菓子までスーパーで見かけます。
中米料理のなかでも日本人にとってジャマイカ料理は馴染みが薄いほうかも知れませんね。ジャマイカ料理でもっとも有名なものは「ジャークチキン」といえます。「ジャークソース」と呼ばれるスパイシーソースに漬けこんだチキンをじっくり焼き上げたもので、暑い日に汗をかきながらかぶりつくのが現地流。「ジャークソース」はお店や家庭によってスパイスの種類や量・配合が違うそうです。そんな適当なところがまた南国っぽいですよね。
ほかにも中米料理にはコスタリカ・キューバ・グアテマラ・ニカラグアなどのものがありますが、どれにも共通していることは、米・肉の他に豆類・イモ類・バナナなどを良く使うことです。主食の米や豆類は日本人にも馴染み深いですし、じゃがいもや人参をトマトソースで煮込んだ料理などもあります。簡単には訪れることのない国々ですが、街で中米料理屋さんを見かけたら尻込みすることなく挑戦してみてはいかがでしょうか。